紫苑の花が咲く頃に

忘れられない ざわめきだ
夏の日差しの ようだった
ステージからの 微笑みに
目をそらしちゃう 私だった

でも何ができるわけもなく
日陰から除いていた
もう 想いを吐いてしまうなら
美しいふりをしよう

これから恋を知って
愛に泣いて
すべて忘れてしまう前に
花言葉が 届くといいな

いずれ穏やかに
ありふれて
薫る秋風が吹く頃に
こんな歌を唄いたいな

忘れられない きらめきだ
冬の朝日の ようだった
ステージライトに 負けないくらい
汗ばむ心で 歌を唄おう

もし手を伸ばしてみるなんて
そんなこと できないかな
この小さな身体では抱えきれない想いを
ぶつけるよ「はじめまして」

これから恋を知って
愛に泣いて
すべて忘れてしまう前に
花言葉が 届くといいな

いずれ穏やかに
ありふれて
紫苑の花が咲く頃に
こんな歌を唄いたいな