最近、本を断捨離していて「ずいぶんと作曲関連の本が溜まったな」と思ったので一度紹介することにしました。
なお、作曲入門者の方が読み進めてほしい順番に並べてます!
1 作曲編
筆者が読んだのは旧版のほう。
とりあえず作曲を始めてみるにはもってこい。
自分の頭に浮かぶかっこいい音との乖離に落ち込む、までがセット。
この本で音楽理論を勉強した。
ポピュラー音楽であれば、この本一冊で結構戦える。
アッパーストラクチャートライアドとか、ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールとかにいきなり興味がわかない限りは大丈夫。
読み物としておすすめ。先生役の珠美が使ってるの、MOTUの828mk2なんだ…渋…(リンク先は第五世代)
Windowsならdominoを、って書いてあったけどおすすめはstudio one。
プロセカULTIMATEで採用もされたアンメルツPの書籍。
ボカロで作曲する人におすすめ。作編曲・作詞・ミックス・マスタリングまで幅広い。
第六章 実践編 の内容が特におすすめ。二次創作について、ネット上での公開について、クリエイターとしての振る舞いについて…などなど他の本にはない視点での解説が載っている。
ピアノがある人限定にはなるが、かなりイチオシの書籍。
この本のお陰で曲に対して違和感のないコードが付けられるようになったし、耳コピをすることができるようになった。
実際に課題に取り組めば、最初の30pだけでもかなり効果がある。
それが難しいんだけど…
最初の20pくらいで書いてある音楽理論の説明が、良い。コンパクトなんだけど必要量がちょうどよく記載されている。
この本で3例くらい学んだら、自分の好きな曲のコード進行を分析すると楽しい。最初は、「曲名 コード進行 解説」とかで調べてみる。
有名曲限定だけど、ネット上の人があれこれ分析した記事が参考になったりする。
「SoundQuest」
言わずとしれた有名サイト。
初心者のころはよく徘徊していた。無料で見ていいコンテンツ量じゃない
クラシック出身です~~ピアノずっとやってたけど耳コピできません~~って人におすすめ。
作曲サイドとしては、特にボイシングの話が役に立っている。
ちょっと一休み。(中身は濃い)
この本を読んでおくとのちに バイオンが…とか言われても心の余裕ができる。
いざストリングスの編曲をしてみるとぶつかる壁、和声学。
作曲を始めた人は、上記に挙げた本を読んだうえでこの本を読むととっつきやすいと思う。この本を読めばストリングスなのにパワーコードしか出てこない、とかはなくなるはず。
弦楽器のところのアレンジメントの話だけでもとても参考になっている。
機会があれば最後までちゃんと完読したい、と思っている。
入門とありつつも、骨がある本。最後まで完読できていないが、載っているテクニックの数はかなり多い。ある程度作曲してきた人でも役立ちそう。
ある程度作曲をした人におすすめ。
どうすればより良い曲を作れるのか?という疑問をわかりやすく解説している。反復とメリハリは大事。
2 作詞編
「作曲少女」とは少し毛色が違う。こっちのほうが尖っている。
この本を読んでから少し作詞スタイルが変わった気がする。最初の15pの「フレーム」と「ボックス」の話が役立っている。
無理やりなんとか作詞していたのが、ある程度再現性のある作詞スタイルへ落ち着いた。
彼の「あなたのための短歌集」という本が好きだったので購入した。
作詞よりも濃度が求められる短歌だが、著者はかなりロジカルに短歌を組み立てていっていることがわかる。
作詞に通じる点はかなり多いと思う。
「5日と20日は歌詞と遊ぼう。」
自分の好きなアーティストが載ってないか探すと良いかも。
3 ミックス、マスタリング、その他
「とーくばっく」
難しく言えばデジタル信号処理のはなし。せっかくいい曲が作れたならぜひいいmixを。。
EQの話が簡潔でわかりやすい
言語聴覚士にならずとも、音響学の本の中でおすすめできる一冊。
大学図書館で音響学の本を漁っていた時期があったが、この本が特にわかりやすかった。「音」そのものについて科学的に説明がされている。
いわゆる等ラウドネス曲線の知識とかはミキシングにも役立つ。
https://unko.kpop.jp/studio_one
「日本一詳しい! Studio One の使い方メモ」
本当にStudio Oneを使い始めたときは1日中このサイトを見ていた。そもそも音が出ないんだもん…
4 動画/デザインなど
この本がなかったら、未だに自分の動画がすべて創英角ポップだったかもしれない。
冗談はさておき、動画・サムネイルを作るうえでとても参考になる。
「映像学区」チャンネル
動画を作るうえで参考になる。というか旅行記が勉強どうこう抜きにとても面白い(そして映像が上手い)。
動画に欠かせない要素、フォント。
ひとえに明朝体といっても、その実は様々であることを教えてくれた。
サムネにこだわるのも楽しい。気づけばあたりまえのようにフォトショを触っている。あたりまえのように有料フォントを買っている。
色彩検定 公式テキスト 3級編 (2020年改訂版)www.amazon.co.jp
「色彩検定 公式テキスト 3級編」
せっかくなら色の知識も…
「【超初心者向け】日本一やさしいエレキギター入門【パワーコードゴリ押し】」
せっかくならギターも始めてみませんか…?
まとめ:
①vocaloid新曲リンクはタグロックしない
②とりあえず作り切る
「自分がリリースしたものが恥ずかしくないなら、リリースが遅すぎる」
③たくさん作ろう
https://www.uta-net.com/user/tatsujin/202.html
大森靖子もそう言っている。