されど生は続く
今に朝が降る
太陽が照らす、僕の亡骸を
どうか今日が終われと祈ってた
洗面台の縁で膝を折る
晩御飯の果てを眺めていた
返信ができない通知欄
八月の空気が絞めつける
似つかない きらめきの中
行く人が 凍って見えた
すえた思考回路は空回り
されど生は続く
今に朝が降る
太陽が照らす、僕の亡骸を
どうか今日が終われと祈ってた
僕を睨むのはリノリウム
決心ができない この部屋で
頭に浮かぶのは申し訳
いつの間に言葉って軽くなった?
水たまり、泡沫の中
ぼやけてる泣き顔 見てた
酸えた思考回路は空回り
されど生は続く
今に朝が降る
太陽が照らす、僕の亡骸を
どうか今日が終われと祈ってた
一つ増えた数字をぼやいてた